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逃げても良い、捨てても良い、離れても良い、
きっと誰かが受け入れてくれる。
その誰かは自然が黙って受け止めてくれる。
だから答えなんていらない。
生と死の境界線を越える辛いテーマなのに、対話が詩のように美しい。
トムの歌うレナード・コーエンの曲、
チャーリーがマリーに聞かせる「さくらんぼの実る頃」が心に響きました。
命のいとおしさが溢れている。
社会から離れても、自分に忠実にこんなに楽しく生きられるんだ。
人生なんでもあり。生きる勇気がもらえる映画だ!
別れと出会いを繰り返しながら続けていくことを畏れたくない。
そのことを木々が、湖が、等しく受け入れ、世界が続いていくことを見せてくれる。
人それぞれに、言葉にできない物語がある
それは、孤独であり苦しみである
しかし、言葉を使わずとも
その物語を共有できる相手がいたら
どんなに幸運なことだろうか
やすらぎの森は、孤独から解放された自由な場所
わたしがその森に辿り着くまで
その場所にあって欲しい
老いた私が幸福を掴むとしたら、
老いに抗うことをいつもイメージしていた。
しかし抗うことを止めた先にしか幸せは無いのかもしれない。
あの三人は抗うことに見切りを付けたのだ。
あたらしい名前を持つ
やりたかったことをやってみる
静謐で豊かな湖が心の中にも宿ります
夢を見ていたのか?と思うほどの映画でした。
そう、子供の時分からこんな大人達の世界を夢見ていたのかもしれないと思ったのでした。
何ら特殊な技術を使わず、飾らず、曲げず。
誠の大人達が作った生き生きとした映画でした。ありがとう!
この映画の主人公はケベックの森と湖かもしれない。
80を超えて、初めて愛を知ったマリーの人生はここから始まった。
広大な森と人里離れた湖は、愛する人々を穏やかに見守ってくれる。
どの瞬間も
自分自身として
生きていい。
壮大な抱擁力で、私たちの人生は包まれているのだと気づかせてくれる。
美しい、自分という深い深い森に分け入って
命の光を抱きしめる。
言葉にし難い出会い――
人生の終焉に、すべてが始まる。
こんなにも優しく、伸びやかに、胸の奥に届く映画があるとは。
人びとの記憶に抱きかかえられた、すべてを焼き尽くす山火事の炎が、
いつしか森の深奥の焚火へと浄化され、傷ついた心と体を温めている。
ジジイ達の顔がみんな良かった。
あれを見て、死ぬまで生きてやろうと思った。
そしてなんとも犬達が素晴らしかった。
わたしも14歳から29歳まで精神科病院で過ごしていました。
入院してもそこで人生は終わらない残酷さと、
そこから長い年月をかけて希望を見出していくおばあちゃんの姿に自分を重ねて、何歳でも自分の人生を生きるのに遅すぎることはない、
そう改めて思えました。力強く、詩的で、愛に溢れた映画でした。
どう生きるか、どう死ぬかは自分自身の魂の選択に他ならない。
自然の中に居ると、そのメッセージを沈黙の中に感じられる気がする。
アコースティックギターで歌うトムの歌に癒されました。
真っ裸で湖を泳ぐアウトローじいちゃんの
超フリーダムな老後人生は憧れるー!
私も、おばあちゃんになっても子供みたいにケタケタ笑って、
大好きな人に胸躍らせ、自由に生きて死んでいくんだ!
人生のこと、誰かと話したくなる映画です